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富山であそぶ

揺られて街ぶら<富山市>後編

路面電車で巡るのが楽しい富山市。

富山市の栄えた理由を紐解きながら巡る街めぐりの後編です。

食を中心に紹介した前編でしたが、魚やお酒が美味しい富山はもはや当たり前なので、

”温故知新”、45度のアングルから。

「コレがあったから今に繋がるんだ~」ってところを見つけていきます。

富山市とガラスの関係は薬の瓶が始まりだった

富山駅を降りたって正面にあるCiCビル前には”クスリの富山市”を象徴する売薬さんの像。

子どもが持っている「紙ふうせん」は今でいう”広告宣伝グッズ”。お土産にして親しまれていったとか

最近では「薬売り」と検索すると、アニメがトップに登場してくるようですが


富山藩主が大名を持っていた薬で救ったことから富山=クスリと

全国に知られるようになっていったようです。

富山城跡にはこんな跡も残っています。


戦国時代の井戸


井戸
通っていても気が付かなかったのでは?

富山城の御城印が富山市まちなか観光案内所で販売されています。

限定版も販売されるのですが、大人気。

富山城
桜や紅葉の季節の彩も豊かな富山城跡

ユニークなお土産を探している方は、コレクターのハートを掴むアイテムが

いろいろあるのでチェックをお忘れなく。

薬にまつわるお店は今も各地に残っています。

白壁が目を引く立派な門構えのこちら。

反魂丹
330年前から続く老舗池田屋安兵衛商店。当時は医者もいなかった時代

天保時代創業

天保の改革で水野忠邦が国内問題を解決していったあの時代から存在しています。

聞いたことのあるお薬が一つはあるのでは?

薬パッケージ
レアなパッケージでお土産にもピッタリ


あんまり薬と縁がないのですが「熊の胆」は母が欠かさず持っていた記憶があります。

薬事法の改定で成分などは多少変わってきているそうです。

もはやお守り的存在。

レトロなパッケージに惹かれます。

薬の味を劇的に変えました。

ずっとずっと前から庶民に親しまれている飴やさん。

砂糖の甘さではなく、サツマイモとお米のでんぷん、

大麦麦芽が作り出す自然なおいしさ。

飴のしまや
砂糖を使用しない飴は14代目が技術を受け継いでいる島川あめ店


薬の苦味を抑える役目も果たして富山で開花したんだとか。

当時から甘味料としての砂糖を一切使っていません。

いろいろ種類があって、試食しながら選ぶのが楽しい。

着色されていないのも安心。


お土産を買うならココと決めている人も多いんです。


夏限定の「塩キャラメル」など新商品も登場していて、

創業360年を経て、まだまだ進化中。

必ず寄ってほしい富山市ガラス美術館

国際トリエンナーレ「富山ガラス大賞展」が開催された2024年、
富山市ガラス美術館は世界からガラス作家たちの注目を集めました。


TOYAMAキラリの建物も木材の活かし方はさすが隈研吾建築です。

そういえば、富山市内にも富山駅にもガラス素材を活かしていたり、オブジェがきらめいていました。


ガラスって光の反射具合によって見え方が変わるから、その日の天候や時間帯によっても全く違った印象。

「富山市には個性的なガラス作家さんがいらっしゃるので工房を巡ってみたいな。」


お気に入りのガラスのお猪口をお土産に日本酒を嗜む大人時間を過ごしながら、


次の「富山であそぶ」計画を立てているのでした。


更に興味のある方は「富山市観光協会認定のボランティアガイドさん」を手配するという手も。

エリア毎に生きたガイドをしていただけるので、とっても面白い旅になりますよ。

【アクセス】
富山城址公園    環状線(セントラム)で「国際会議場前」下車 徒歩2分
富山市ガラス美術館 市内電車「西町」から徒歩1分or 環状線(セントラム)で「グランドプラザ前」下車 徒歩2分

【お店情報】
池田屋安兵衛商店 富山県富山市堤町通り1-3-5
         9:00~18:00     無休(年末年始を除く)
 ※店内で薬膳料理もいただけます。

島川あめ店    富山市古鍛冶町6-7    
                           10:00~18:00     水曜日定休



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