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STORY
STORY vol.2 荒井 里江さん(富山県高岡市) 前編
GIFTPPYは、贈り物と共に、そのモノを作る方々の想いや日頃の活動などについても紹介していきたいと考えています。
モノのSTORY、人のSTORYをコンパクトに紹介。分野を超えて挑戦し続ける方を繋ぎます。
荒井 里江 Arai Rie
今回はオリジナルのカタログギフト「ギフトガイド」が生まれたストーリーです。
富山県高岡市で住宅メーカーを経営、地域活性化事業にも取り組まれ、現在は新しいジャンルに挑戦していらっしゃいます。
Q.GIFTPPYを支えるメンバーの一人でもある荒井さん。
ギフトガイドを考案し、今は私たちが引き継いで、発展させ、ギフトピー で提供しています。 誕生のきっかけは?
東京などにお土産をよく持っていくのですが、重くなくて、バッグにいくつも入り”(富山県)高岡のモノを集めたカタログギフト”がなかったので作ろうかと。
単なる商品カタログではないものにしたかったので、いわゆる観光スポット紹介ではない ”自分のとっておき” をガイドとして裏面に載せ 飾っておきたくなるカードが完成しました。
Q.荒井さんのふるさと愛からギフトガイド シリーズが始まった訳ですね。
全国津々浦々、地方はそれぞれに問題を抱えていると思いますが、ずいぶん前から地域活性化に取り組んでこられましたね。それはなぜ?
住宅関係の仕事に携わる中で人口減少の影響をダイレクトに感じていました。今の20代は団塊世代の50%減。
これまでと同じことを続けていくことに限界を早くから感じて、地元高岡に取り入れられることはないかなという一心で全国各地の勉強会に足を運んできました。他にはない、いいモノはあるのですが、人口減少の中ではもっと”集中”して取り組まないといけないと感じていました。民間の力だけで、東京で「ますの寿司食べ比べ会」を開いたことも。
Q.行動力は人一倍。ふるさとの活性化にはまず、その地域の歴史や風土に理解を深めることも大切ですね。
高岡を始め、日本の歴史への造詣が深く、かつ分かり易い。ホンモノの歴女ですね?
どんなストーリーがあって、どう動いたか。人の感情の動き方、それで歴史がどう動いたか。
年号を覚えることが歴史を知ることではないんですよ。
歴史を学ぶことで、自分もその歴史を作っている一人と分かるし、どんな歴史を自分は残せるのかと思って生きていけます。
Q.いつも笑顔のイメージのある荒井さん。何か秘訣はあるのでしょうか?
「グチったところで何にもならん。」
解決策を考える方に時間を割きます。
社員によく言うのは、「できないと思うより、できると思うことをやれ」の言葉です。
続く
インタビューした7月は、ある決意をされたときでもありました。
その決意について次回お聞きします。